3年後に独立すると決めた人のブログ

50代目前の女性が前向きに生きている日々を綴っています

急転直下

無事就職し、働くこと8か月。

 

自分のスキルを活かしながら、何とか必要とされる人になるべく切磋琢磨。

 

まだまだ覚えることはあるし、急遽お休みされることになった先輩社員さんの引継ぎ仕事などが増え、キャパオーバー250%で日々働いておりました。

 

ここ数週間はトラブル対応にも追われ、なかなか思うように仕事も進まず、休日は自分の仕事を進めるために費やす時間。

 

そんな中、先日…不穏な話を聞きました。

 

簡単に言うと、業績が振るわないため、経営を親会社に一任される、というような内容でした。

社長も取締役も、親会社の社長から身の振り方を考えるよう言われているとか、いないとか。

そもそも業績の悪い会社を立て直すために上層部人事が一新され、新しいスタッフも入り、約2年ほど。

ようやく明るい兆しが見えかけていたところだというのに、早くも、決断を迫られる時が来たといった状況のようです。

 

なんとなく、負の遺産を背負ってなにも改革せぬまま、新しい方へ移行しようとしたのが間違いだったように思います。

 

2年前、新しく入ったスタッフは非常に敏腕。

他社から引き抜かれ、会社の売り上げに大きく貢献しています。

自由にいろいろなことが出来ると思い入社したそうですが、もはやそれも絵に描いた餅でしかなくなってしまった、というのが本当のところのようです。

このままこの会社にいても、今がピーク。なら、いる意味が無いとお考えでした。

独立しても十二分にやっていける人たちです、そのとおりと思いました。

 

…こういうことってよくあることなのかな。

私が優秀だと思ったスタッフは皆いずれ辞めていくと思います。

入社して思い描いていた会社の未来とは、大きくかけ離れたものになりそうな予感です。

まだ、公示前なので、妄想も半分含まれますが、いずれにせよ、今より良い状況でなくなることは確か。

 

クビになる、という話ではないのでまあ良いのですが、近い将来ここで出会った愉快な皆さんと一緒にお仕事できなくなるのかな、と思うと、残念でなりません。

そして、愉快な未来のために日々頑張れたのに、もはやその必要がなくなろうとしています。

担当する業務領域も大きく変わることと思います。

それから、めんどくさい後処理をさせられる予感…。

 

この件で、働くうえで自分にとって何が大切かに気付きました。

もちろん、暮らしを支えるためのお金は大切ですが、それと同じくらい楽しく働くということが重要でした。

仕事が楽しいと、忙しくても頑張れます。

楽しいの定義は何かと言えば、好きなことが出来るということと好きな人と出来るということです。

じゃあ、仕事において好きな人ってどんな人かというと、スキルが高い、他人に気を使える、仲間を大切にする、時間を大切にする、あきらめない、手を抜かない、心があるってことです。

私がいつもそうありたいと思う人、それが一緒に仕事をしていて楽しい人です。

 

おそらく、近い将来空中分解するであろうこの会社は、今までの働きやすさ、モノの言いやすさを失っていくと思います。

 

私も50代直前。

最後のチャンスをつかみ就職が叶いましたが、誰かの鶴の一声で状況が一変するということには苦痛、とはいえ、次の転職は無理だろうと感じています。

女性が一人で生きていくこととは、甘くないなと身に沁みます。

 

そこで

 

わが子が就職するまでのあと3年間ほど、どんな状況になってもきっちり会社員として働き、その後独立しようと決意しました。

子どもが独立すれば、自分が食べていけるだけの収入で生きていけますし、実家に戻れば家もあります。

どうせいずれ定年で仕事がなくなるなら、今のうちに独立しておけばより長く働けます。

母にはもう少し長生きしてもらって、一緒に住んで、庭で野菜を育て、猫を飼い、好きなモノ作りをしながら細々とのんびり暮らしていくのも悪くないかな、と思っています。

まさに、若いころ夢に描いた”ターシャの庭”のおばあちゃんの生き方そのものです。

 

そんなことを考えていたら、がぜんやる気が出てきました!

というわけで、ブログタイトルも一新!

「3年後に独立すると決めた人のブログ」です。

独立に向け、今からできることを少しずつ準備していきます。