この時期になると毎年、突然メッセージをくれるKさん。
おじいさんが掘ったたけのこを毎日10本ゆがいて、もらってくれる人を探しているそう。
神かな。
忘れずに連絡をくれることが、なんだかとてもうれしくて、新たけのこを見かけるたびに淡い期待をして思い出していた。
先日も突然連絡があり、スーパーの駐車場でおちあって、あく抜き済みのおいしそうな立派なたけのこをいただいた。
たけのこご飯、若竹煮、チンジャオロース、タイカレーで食べる予定。
ものをいただくときは、図々しいと思われやしないかといつも躊躇していた。
しかし、ある日気が付いた。
自分も差し上げる側になったときは、相手に気持ちよく受け取ってほしいと思う、ということ。
だから今では、ありがたい、ありがたいと気持ちよく受け取って、旅に出たときなどは相手の笑顔を想像しながらお土産を選ぶことにする。
肩の力のぬけた、ここちよい交流ができることがとても幸せ。
さっそくたけのこご飯を炊いて、お弁当に。
忙しい仕事の昼休みに、おいしいご飯でほっこりした。